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痛みを和らげるスイッチ

こんにちは。

武蔵境駅より徒歩8分にある「いつでも動ける体づくり」「痛みや不調の解決」をサポートする少人数制ジムのスモールジムグランダ武蔵野弐番館の佐藤です。

 

痛みは体の異常や危険を知らせるサインです。

ただ痛みの感じ方をコントロールできる仕組みも備わっています。

 

脳は「この痛みは危険か?」「我慢して大丈夫か?」と分析し、「これは問題ない」と判断すると、痛みを抑える信号を背骨を通して出します。

 

この脳からの「痛みを抑える指令」を「下行性疼痛抑制(かこうせいとうつうよくせい)」と言います。

 それによって、痛みの強さが弱まる働きです。

 

この痛みを抑える仕組みは、行動や気持ちと密接に関係しています。

 

たとえば運動中や、リラックスしているとき、大好きな音楽を聴いているときなどは、痛みが気になりにくいことがありますよね。

これは脳が「痛みをやわらげるスイッチ」を入れてくれている状態です。

 

一方で、ストレスが強く続いたり、慢性的な痛みがあると、この「痛みのブレーキ」がうまく働かなくなってしまうこともあります。

その結果、ちょっとした刺激でも強い痛みを感じやすくなったり、痛みが長引いてしまったりします。

 

この痛みのブレーキを働かすには、

 

・一定のリズムで運動(歩行・軽い筋力トレーニング)

・睡眠

・リラックスできる時間(腹式呼吸・ストレッチ・お風呂)

・安心できる人との会話

 

などです。

 

私たちのカラダには「修復する力」や「守る力」がちゃんと備わっています。

だから生活習慣によって、痛みとうまく付き合っていくことが可能なのです。