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心の不調の予防は「腸」と「自律神経」

こんにちは。

武蔵境駅より徒歩8分にある「いつまでも動ける体づくり」「痛みや不調の解決」をサポートする少人数制フィットネスジムのスモールジムグランダ武蔵野弐番館の佐藤です。

 

「朝から重だるい」「やる気が出ない」「気分が落ち込む」

こうしたメンタル不調は、気持ちの問題ではなく、体内のセンサーの乱れやコントロールの乱れが引き金になるケースが多くあります。

 

それが「自律神経の乱れ」「腸内環境の悪化」です。

これらが乱れることで、【セロトニン】という「メンタルホルモン」の分泌が減少し、気分の不安定・不眠・うつなどの不調を引き起こします。

 

◆ 自律神経の乱れが影響する理由

 

 

自律神経は、呼吸・心拍・血圧・消化などを自動で調整してくれる神経です。

しかし、各種ストレッサー(生活環境・気候・人間関係・化学物質・ウイルス)を過剰に受け続けると、交感神経(オン)と副交感神経(オフ)の切り替えに弊害が生じます

 

この結果、脳が常に緊張状態となり、ストレスホルモンが絶えず分泌され、メンタルホルモンの分泌に悪影響を与えます。

 

◆ 腸内環境の乱れが影響する理由

 

 

メンタルホルモンの約90%は腸で作られます

だから、腸内環境を整えることは言うまでもありません。

 

また腸内環境が崩れると、脳にも影響が及びます。

それは腸脳相関と呼ばれ繋がっている為、脳へ危険や脅威という情報が伝わり、ストレスホルモンが絶えず分泌され、メンタルホルモンの分泌に悪影響を与えます。

 

◆ 予防と改善の3本柱「運動・食事・休養」

 

 

🔸運動

筋力トレーニングやウォーキングは、自律神経のバランスを整えたり、一定のリズムで繰り返すことでメンタルホルモンの分泌を促します

 

🔸食事

タンパク質(大豆・魚・肉など)やビタミンB6(バナナ・さつまいも・魚・玄米)、マグネシウム(納豆・海藻・ナッツ・玄米)など、メンタルホルモンの材料となる栄養素を積極的に摂ることですね。

 

また、発酵食品(納豆・味噌)や食物繊維(オクラ・キャベツ・ブロッコリー・キノコ類・りんご)を摂ることで腸内環境を整えることも適切に分泌させる上で大切です。

 

🔸休養

毎朝同じ時間に起きて朝日を浴びることで体内時計が整い、自律神経や睡眠ホルモン分泌が安定します。

また就寝前は1時間前からスマホを控えたり、就寝90分前にお風呂に入るのも自律神経を整える上で大切です。

 

 

心の不調は、気持ちの問題ではありません。

 

腸や自律神経を整えることで、自然と気持ちも整っていく。

 

だからこそ、スモールジムでは「運動・栄養・休養」を通して、心の健康も支える習慣づくりも大切にしています。

 

それが「いつまでも動ける体づくり」「痛みや不調の解決」にも繋がります。