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消化・吸収が適切でないと、何が起こる?

こんにちは

武蔵境駅より徒歩8分にある「いつまでも動ける体づくり」「痛みや不調の解決」をサポートする少人数制フィットネスジムのスモールジムグランダ武蔵野弐番館の佐藤です。

 

食べているのに「体が変わらない」「疲れが取れにくい」「お腹が張る」「ガスが溜まる」

そのようなお悩みの背景には、“消化吸収の不調”があるかもしれません。

 

私たちが食べた栄養は、消化されて、小腸で吸収され、体の中で使えるようになります。

この過程が適切に進まないと、いくら食べても「体を動かすガソリン」にならず、筋肉量の減少、疲労感、貧血、免疫力の低下といった不調が起こりやすくなります。

 

そして、未消化のままの糖やタンパク質が大腸に届くと、腸内細菌によって異常に発酵・腐敗され、ガスや有害物質が発生します。

これが腸内環境の悪化を引き起こし、膨満感や下痢、そして慢性的な不調へと繋がってしまいます。

 

また腸には体にとって不要なものを外に出す「バリア機能」があります。

しかし、腸内環境の悪化や炎症によりバリア機能に隙が発生すると、毒素や異物が血液中に入り込み、アレルギーや自己免疫疾患のリスクとなります。

 

では、どうすればいいのでしょうか?

 

  • よく噛む・リラックスして食べる

消化酵素を適切に出して、消化・吸収の効率を高めます。

よく噛むことで適切に唾液を出し、さらにゆっくり食べることで副交感神経を働かせて消化・吸収を適切にすることに繋がります。

 

  • 腸内環境を整える

発酵食品(納豆、味噌、ヨーグルト)

オリゴ糖(バナナ、玉ねぎ、ごぼう)

水溶性食物繊維(わかめ、ひじき、オクラ、アボカド、リンゴ)

 

  • 腸内の炎症を抑える

オメガ3脂肪酸(青魚、亜麻仁油、エゴマ油)

マグネシウム

ビタミンD(鮭、サバ、まぐろ、キノコ類)

 

食べるたら必ず消化・吸収が当たり前にされ、全て栄養になるわけではありません。

 

「消化・吸収されて、体で使える」環境づくりを生活習慣で整えておかなければなりません。

 

なんとなく不調が解消されないときは、食べ方や腸内に目を向けてみましょう。