こんにちは。
武蔵境駅北側より徒歩8分にある「いつまでも自力で動けるカラダ」「痛みや不調の解決」をサポートする少人数制フィットネスジムのスモールジムグランダ武蔵野弐番館の佐藤です。
2型糖尿病は、一般的に生活習慣の乱れにより血糖値が慢性的に高くなる病気です。
ただ本当に怖いのは、その先に潜む「3大合併症」です。
「腎症」・「網膜症」・「神経障害」は、体の主要な機能障害を発生し、日常生活に大きな影響を与えます。
◆ 糖尿病性腎症
腎臓は、血液をろ過して老廃物を尿として排出する為の「フィルター」の役割をしています。
そのろ過装置は「糸球体」という毛細血管の沢山の集まりです。
高血糖が続くと、このフィルターが傷み、漏れ出てはいけないものが尿に漏れ出てしまい、
さらに進行すれば、腎臓が働かなくなり、透析が必要になることもあります。
◆ 糖尿病性網膜症
目の奥にある「網膜」は、カメラでいえばフィルムの役割です。
その周辺の毛細血管が、高血糖の影響で傷つくと、代謝異常や出血の影響により視力低下や失明のリスクが高まります。
◆ 糖尿病性神経障害
手足のしびれや痛み、感覚の鈍さが発生しやすくなります。症状が進行すると自力での生活が厳しくなったり、壊疽による足の切断などのリスクも高まります。
◆ 合併症を予防するには?「血糖値を正常に保つ」
では、どうすれば血糖値を正常に保てるのか?
予防方法はシンプル。次の3つに集約されます。
①【運動】
・運動を習慣化する
筋力トレーニングや加圧トレーニングなどで筋肉量を維持・増やすことで血糖コントロールをスムーズにする
②【食事】
・GI値の低い食品を選ぶ
白米・麺類やパンなどの高GI食品よりも、玄米や全粒粉パン、そばなどの低GI食品を選ぶ。
・食物繊維をしっかり摂る
野菜、海藻、豆類、きのこ類、芋類などの食物繊維は、糖の吸収を緩やかにして血糖値の急上昇を抑えます。
・食事の順番を工夫する
「野菜 → たんぱく質 → 炭水化物」の順番で食べると、血糖値の上昇を抑えやすくなります。
③【睡眠とストレス管理】
睡眠不足や過剰なストレスは、「血糖値を上げるホルモン」を持続的に分泌させやすくしたり、血糖値を下げるインスリンの働きも低下します。
だからこそ、7時間前後の睡眠を心がけ、起床時間を一定にすることで睡眠ホルモンの分泌される時間を整え、睡眠の質を高めることが大切です。
◆ まとめ
2型糖尿病の三大合併症は、すべて「血糖値が高い状態が続くこと」が原因です。
症状への対策よりも、高血糖そのものを改善すること(運動・食事・休養)こそが最大の予防策です。
「病気になってから対処する」のではなく、「ならない体をつくる」ことが、健康維持する根本です。
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