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ASTとALTでわかる、肝臓からの通知

こんにちは。

武蔵境駅北口徒歩8分にある「痛みや不調を予防し、いつまでも動ける体」をサポートする少人数制フィットネスジムのスモールジムグランダ武蔵野弐番館の佐藤です。

 

【血液検査項目のASTとALTでわかる、肝臓からの通知】

 

健康診断の血液検査で「ALTやASTが少し高めですね」と言われたことはありませんか?

 

成人の3人に1人が「脂肪肝」だと言われています。

しかも、お酒を飲まない人でも、脂肪肝→肝硬変→肝がんと進行するケースがあるため、決して軽く見てはいけません。

 

 

●「脂肪肝」とは?

 

 

脂肪肝とは、肝臓に脂肪が過剰に溜まった状態

 

食べすぎ・運動不足・糖質過多などが主な原因です。

「お酒や揚げ物の好きな人がなる」と思われていますが、実はそうではない現状です。

 

 

●血液検査では何がわかる?

 

 

肝臓の状態は、血液中の「酵素」の量でチェックします。

 

その項目が「AST」と「ALT」です。

 

ASTは肝臓を含め、心臓や筋肉にもあるが、ALTは肝臓に多く存在する。

 

つまり、ALTは肝臓に特化した「ダメージバロメーター」

ALTが上がると、肝細胞が壊れている(炎症)可能性が高くなります。

 

 

●ALTとASTが教えてくれること

 

 

  • いずれかが30 mg/dl以上 → 肝炎の可能性あり

  • ASTよりもALTが高い → 脂肪肝の可能性あり

ALTの方が高いときは、肝臓に脂肪がたまって炎症が起きている可能性が高いと考えられます。

これを放っておくと、やがて肝硬変や肝がんに進行することもあります

 

 

●血液検査は「ヒント」。決定ではない

 

 

ただ血液検査だけでは脂肪肝かどうか判断できません

ただし、ASTやALTの数値の傾向を見れば、肝臓に何らかの異常が起こっている「可能性」はつかめます。

数値が正常でも、「ALT>AST」であれば脂肪肝を疑う余地となります。

 

 

●まとめ:数字の裏にある「沈黙の臓器」の悲鳴

 

 

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるほど、自覚症状の出にくい臓器です。

だからこそ、数値の変化こそひとつの手がかりとなります。

 

ASTやALTの値に変化があれば、それは肝臓からのSOS

生活習慣を見直すチャンスです。

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