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転倒による寝たきりを予防するには?

こんにちは。

武蔵境駅北口徒歩8分にある「痛みや不調を解消し、いつまでも自力で動ける体を保つこと」をサポートする少人数制フィットネスジムのスモールジムグランダ武蔵野弐番館の佐藤です。

 

靴下を履く際のとふらつき

立ち上がった際のふらつき

階段を降りる際の不安

 

年齢を重ねるにつれ、筋力の低下だけでなく、「感覚センサー」が崩れることで転倒リスクが高まります。

 

私たちは普段、視覚(目)・体性感覚(足裏や筋肉の感覚センサー)・前庭感覚(耳の奥でバランスを感じる)など、さまざまな感覚を使い動作や姿勢を保っています。

 

そして環境によって、脳が感覚センサーの「頼り方」を自動調整しています。

これを「感覚の重みづけ(センサリーウェイティング)」という機能です。

 

例えば、暗い場所では目の情報が使いにくくなり、足裏の感覚や前庭感覚(耳)に頼るようになり、

一方、柔らかい地面の上では、足裏の感覚が不安定になり、視覚や耳の情報(前庭感覚)を頼ります。

 

ただ高齢者では視覚への依存が強くなる傾向があり、視覚の環境が変化しただけでバランスを崩しやすくなるのです。

  • 明るい場所から暗い場所へ入ったとき

  • 人混みで周囲が多様に動いているとき

  • ドアの開閉によって視界の変化が生じたとき

こうした「日常のちょっとした変化」が、転倒に繋がる要因となります。

だから予防として「視覚以外の感覚センサーを強化すること」が大切です。

 

たとえば、足下の柔らかいバランスディスクの運動は、前庭感覚(耳の奥の平衡感覚)を高めるのに効果的で、

また片足立ちエクササイズや青竹踏みのような足裏に刺激を与えるエクササイズによって、足裏センサーが活性します。

 

実際、足裏への刺激によって姿勢の揺れ(動揺)が少なくなるという報告もあります。

 

私たちのバランス能力は、筋力だけでなく環境に応じた「感覚の使い分け」によって支えられています。

視覚に頼りすぎず、さまざまな感覚をバランスよく使えるようになることが、転倒予防の第一歩です。

 

スモールジムの50分レッスンは、そのような点を踏まえた運動内容を提供しております。

 

「最近ふらつくかも…」と感じる方は、感覚センサーを刺激して、安心して動ける体にしましょう。

 

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