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HbA1cを下げる3つの習慣。運動・食事・睡眠で整える方法

こんにちは。

 

武蔵境駅北口徒歩8分にある「痛みや不調を解消し、いつまでも自力で動ける体を保つこと」を個別サポートする少人数制フィットネスジムのスモールジムグランダ武蔵野弐番館の佐藤です。 

健康診断で「血糖値が高め」と指摘されても、自覚症状がなく放置してしまう方は少なくありません。

しかし、血糖管理で本当に大事なのはHbA1c(ヘモグロビンA1c)という数値です。

 

HbA1cは、過去1〜2か月間の平均血糖値を反映し、「慢性的に血糖が高いか」を示す指標です。

だから1回の空腹時血糖が正常でも、HbA1cが高ければ「慢性高血糖」を抱えていることになります。

 

HbA1cの上昇は「静かな臓器ダメージ」と言えます。

糖尿病の3大合併症である 神経障害・網膜症・腎症 はもちろん、心筋梗塞や脳卒中、足先の壊疽といった血管疾患のリスクも高まります。

 

特に腎症は、血液をろ過する糸球体が少しずつ壊れていく病気で、日本における透析導入の第一原因です。

腎臓は残った機能でカバーするため、症状が出にくく、気づいたときには手遅れになることもあります。

 

透析患者さんの5年後生存率は約50%というデータもあり、まさに「命に直結する問題」です。

慢性高血糖を防ぐには、「血糖値を上げすぎない生活」を習慣にすることが重要です。

 

 運動

 

筋肉は血糖を取り込む最大の器官。

有酸素運動と筋トレの習慣化は、インスリン感受性を高め、HbA1cを下げる効果が期待できます。

 

食事

  • 低GI食品(玄米・そば・全粒粉パンなど)を選ぶ。

  • 食物繊維(野菜・豆類・海藻・きのこ類)を毎食取り入れる

  • 食べる順番を「野菜→肉・魚などのタンパク質→炭水化物」にする 

睡眠とストレス管理

 

睡眠不足や過剰なストレスは、「血糖値を上げるホルモン」を持続的に分泌させやすくし、また血糖値を下げるインスリンの働きも低下させます。

 

7時間前後の睡眠を心がけ、起床時間を一定にすることで睡眠ホルモンの分泌される時間を整え、睡眠の質を高めることが大切です。

 

 

「今はまだ大丈夫」と思っていても、HbA1cが高い状態を放置すれば、腎臓・目・神経・心臓・脳へのダメージは蓄積し、日常を脅かすリスクが高くなります。

 

でも、運動・食事・睡眠の習慣を整えることで、HbA1cを下げ、健康を守ることも可能なのです。

 

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