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運動で痛みが悪化する人・軽くなる人の違い!痛みを弱める仕組み

こんにちは。

武蔵境駅北口より徒歩8分にある「痛みや不調を解消し、いつまでも自力で動ける体を保つこと」を個別サポートする少人数制フィットネスジムのスモールジムグランダ武蔵野弐番館の佐藤です。

 

痛みを自ら弱める仕組みが備わっています。

それが下行性疼痛抑制です。

 

◆下行性疼痛抑制系とは?

 

脳が「痛みを抑えたほうが良い」と判断したときに、痛み指令そのものを弱める仕組みです。

ざっくりまとめれば「痛みのきっかけが発生した後、痛みの情報が脳へ上がってくる途中でブレーキをかける」

 

下行性疼痛抑制系は、脳-脊髄で働きます。

この経路が活性化すると、

  • セロトニン(ホルモン)

  • ノルアドレナリン(ホルモン)

  • 内因性オピオイド(体内で作られる鎮痛活性物質の総称)

などが作用し、末梢(痛みのきっかけ場所)からの刺激が脊髄で抑制されます。

結果として、 同じ痛み刺激でも「痛み情報として脳に届く量」が減ります。

 

◆下降疼痛抑制の指令場所とは?

 

「今の状況で、痛みはどれくらい重要か?」を総合的に判断する司令塔(中脳水道灰白質)です。

総合判断する為には多くの脳領域から情報を取り込んでいます。

  • 刺激の強さ・部位(体性感覚野)

  • 評価・予測・理解(前頭前野)

  • 不快感・内臓感覚(島皮質)

  • 恐怖・警戒(扁桃体)

  • 動機づけ・行動価値(側坐核)

  • 自律神経・ストレス(視床下部)

これらの情報を集めた上で

 

「安静にするか」
「行動を続けるか」
「痛みを抑えても問題ないか」

 

を判断し、下行性疼痛抑制をON・OFFします。

 

◆なぜ呼吸・安心・安全が痛みの抑制になるのか?

 

安心できる説明や適切な呼吸によって

  • 自律神経が安定する

  • 恐怖や不安が弱まる

  • 「コントロールできている」という認知が生まれる

「今は抑制してよい」と判断しやすくなります。

その結果、痛みの度合いが下がります。

 

◆なぜ「運動」によって痛みにブレーキをかけられるのか?

 

「適切な運動の実行」が司令塔(中脳水道灰白質)を活性化する

  • 「安全に運動できている」

  • 「予測通りに動かせている」

  • 「適切な呼吸が繰り返されている」

  • 「動いても大丈夫という成功体験」

という情報が司令塔(中脳水道灰白質)へ伝わると「行動を妨げる痛みは抑えた方が良い」と判断され、下行性疼痛抑制が働きます。

 

◆「誤った運動」は痛みを悪化させるのか?

 

司令塔(中脳水道灰白質)は運動していれば自動的に働くわけではありません。

 

次のような運動では、逆効果になります。

  • 動かすたびに痛みが強く出る

  • 恐怖や不安を感じながら行う

  • 息を止め、力みが強い

  • 動作が不安定で経験不足

これらは脳が「危険」「制御不能」と判断し、下行性疼痛抑制は働かず、むしろ痛みが増幅します。

 

◆まとめると

 

1️⃣ 適切な呼吸・安全、制御動作

2️⃣ 痛みが出ない成功体験

3️⃣ 運動の不安を減らす説明と正しい理解

4️⃣ その上で運動量を増やす

 

だからジムでは、運動・呼吸・安心できる説明を通して、「痛みを抑える回路」にもアプローチすることを考えております。

 

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